3DCG
車を主に、プロダクトCG制作を行っています。3DCGは撮影では不可能な表現や、圧倒的な効率化を可能にします。Digicでは、CADデータ変換から画像の仕上げまで一貫して行える事も強みと考えています。蓄積してきた豊富なノウハウによる効率化に加え、Digicが長年培ってきたレタッチの技術を活かし、より魅力的な仕上りをすばやくご提供します。
Retouch
経験豊富なレタッチャーが最終的な仕上がりイメージを把握し、お客様のビジョンを具現化します。フォトグラファー、デザイナー、3DCGクリエイターと連携し、新しい表現の可能性を追求して感動や驚きを提供します。未来を見据えた発想で、高品質な画像を提供し続けるため、技術の向上に努めています。
WebGL
WebGL技術を駆使して、ウェブブラウザで動作する高品質な3Dコンテンツを制作しています。WebGLを使うことで、クライアント様にリアルタイムで美しい3D体験を提供し、より魅力的なユーザーエクスペリエンスを実現します。
WorkFlow
Digicでは、以下のワークフローで 3DCG Retouch のプロジェクトを進めています。
各工程の詳細は、図中の項目をクリックしてご確認ください。
DCCツールへ変換
CADデータを画像制作するためのDCCツールで使用できるよう変換します。対応形式は以下の通りです。
- Additive Manufacturing File (*.amf)
- Catia V4 (*.model)
- Catia V5 (design/cgr) (*.cgr)
- Catia V5 (part) (*.catpart)
- Catia V5 (product) (*.catproduct)
- Catia V6 (*.3dxml)
- Industry Foundation Classes (*.ifc)
- IGES (*.iges)
- IGES (*.igs)
- Inventor (part) (*.ipt)
- Inventor (assembly) (*.iam)
- Parasolid (part, ascii) (*.x_t)
- Parasolid (part, binary) (*.x_b)
- PTC Creo (assembly) (*.asm)
- PTC Creo (assembly) (*.xas)
- PTC Creo (assembly, neutral) (*.neu)
- PTC Creo (part) (*.prt)
- PTC Creo (part) (*.xpr)
- Rhino 3D (*.3dm) - (currently only supported on ¥Windows)
- STEP (*.step)
- STEP (*.stp)
- Siemens JT (*.jt)
- Siemens NX (assembly) (*.asm)
- Siemens NX (part) (*.prt)
- Siemens PLM XML (*.plmxml)
- Solidworks (assembly) (*.asm)
- Solidworks (assembly) (*.sldasm)
- Solidworks (drawing) (*.slddrw)
- Solidworks (part) (*.prt)
- Solidworks (part) (*.sldprt)
- VDA-FS (*.vda)
- 3D ACIS (*.sat)
- 3D Manufacturing Format (*.3mf)
仕様確認 / 各グレード作成
自動車、バイクには1車種につき多種のグレードが用意されている事が多いため、Digicではプロダクトスペシャリストと連携しながら、細かな仕様も見落とさず、正確でスピーディーにグレードを組み上げています。作成したグレードをmelに落とし込むことで後工程の効率的ワークフローを構築します。
カタログ制作用に
セットアップ
レンダリングを想定しながら細かく質感調整を行いセットアップを行っていきます。要望に合わせて劣化、汚れなどを追加しよりリアルな演出を加える事も可能です。
レンダリング
シチュエーションに合わせながら、広告画像として商品が魅力的にみえるようライティングを行っていきます。
背景制作や環境の演出も行っています。実写ではコントロールしにくい演出もCGでリアルに表現し、より説得力のある画像へとクオリティをアップさせます。
レタッチ
最終仕上げのレタッチを行います。20年の歴史で培ってきたノウハウで画像をさらに魅力的に仕上げていきます。レタッチの技術を活かし、3DCGと撮影画像の合成も行っています。
モデリング
写真や三面図からモデルを作成します。広告画像で使用するために細かい造形も表現し、ハイライトが滑らかに入るようトポロジーにも細心の注意を払っています。CADデータの破損した部分を修正したり、足りない部分を補うことも可能です。
リトポロジー
WebGLでの動きを軽くするために、形状を保ちつつポリゴン数を極限まで減らしていきます。
WebGL用にセットアップ
PlayCanvas、Three.js等で質感や、グレード変更用のボタン、カメラの動きの制限等、ブラウザ上での見え方を調整していきます。使用する3Dデータ(GLB / USDZ)は、クオリティを保ったままブラウザやARでスムーズに動かせるように高圧縮しています。